7・11『守備側の権利優先』
 攻撃側チームのプレーヤー、ベースコーチまたはその他のメンバーは打球あるいは送球を処理しようとしている野手の守備を妨げないように必要に応じて自己の占めている場所(ダッグアウト内も含む)を譲らなければならない。
「ペナルティ」守備妨害(インターフェア)を宣告し、そのプレイの対象であったバッターまたはランナーをアウトとする。
「注」例えばプレーヤーが2本のバットを持ってネクストバッタースボックスに入っていたとき、バッターがファイル飛球を打ちこれをキャッチャーが追ってきたので、そのプレーヤーは1本のバットを持って場所を譲ったが、キャッチャーは取り残されたバットにつまずいたために容易に捕らえることができたはずのファウル飛球を捕らえることができなかったような場合、プレーヤーの取り残したバットが明らかに捕球を妨げたと審判員が判断すればバッターはアウトになる。