3・06監督は、プレーヤーの交代があった場合には、直ちにその旨を球審に通告し、あわせて打撃順のどこに入れるかを明示しなければならない。
「原注」試合から退いたプレーヤーは、ベンチに入ってそのチームとともに残ることはできる。またピッチャーのウォームアップの相手をすることもできる。審判員は、試合から退いてベンチに残ることを許されたプレーヤーが相手チームのプレーヤー、監督または審判員に対して、やじをとばすことは許さない。

3・07交代通告を受けた球審は、直ちにその旨を自ら発表するかまたは発表させる義務がある。

3・08『交代発表のなかったプレーヤーの取り扱い』
(a)代わって出場したプレーヤーはたとえ発表がなくとも次のときから試合に出場したものとみなされる。
 (1)ピッチャーならば、プレート上に位置したとき。
 (2)バッターならば、バッターボックスに位置したとき。
 (3)野手ならば、退いた野手の普通の守備位置についてプレイが始まったとき。
 (4)ランナーならば、退いたランナーが占有していた塁に立ったとき。
(b)前項で、出場したものと認められたプレーヤーが行ったプレイ及びそのプレーヤーに対して行われたプレイは、すべて正規のものとなる。