2・44『インターフェアランス(妨害)』 (a)攻撃側の妨害 攻撃側プレーヤーがプレイしようとしている野手を妨げたり、遮ったり、阻んだり、混乱させる行為である。審判員がバッター、バッターランナーまたはランナーに妨害によるアウトを宣告した場合には、他のすべてのランナーは妨害発生の瞬間にすでに占有していたと審判員が判断する塁まで戻らなければならない。ただし、本規則で別に規定した場合を除く。 「原注」バッターランナーが1塁に到達しないうちに妨害が発生したときは、すべてのランナーはピッチャーの投球当時占有していた塁に戻らなければならない。 「注」上記「原注」は、プレイが介在した後に妨害が発生した場合には適用しない。 (b)守備側の妨害 投球を打とうとするバッターを妨げたり、邪魔をする野手の行為をいう。 (c)審判員の妨害 (1)キャッチャーの送球動作を、球審が邪魔したり、阻んだり、妨げた場合。 (2)打球が野手(ピッチャーを除く)を通過する前にフェア地域で審判員に触れた場合に起こる。 (d)観衆の妨害 観衆がスタンドから乗り出したり、または競技場内に入ってインプレイのボールに触れた場合に起こる。 |